1. PR TIMESとは
PR TIMESは、日本最大級のプレスリリース配信サービスです。非営利団体では、活動報告、イベント告知、調査結果発表、寄付募集などのニュースを、全国の新聞社・テレビ局・Webメディア・記者に一斉配信でき、メディア掲載のチャンスを劇的に増やせます。
一番の魅力は、「PR TIMES非営利団体サポートプロジェクト」に採択されると、通常1配信あたり3万円かかるプレスリリース配信サービスが完全無料・回数無制限で利用できること。年間12回配信すれば36万円、24回なら72万円のコスト削減が可能です。全国メディアへの情報発信力を強化し、団体の認知度向上と支援者獲得を実現できます。
2. サービス基本情報
どんなツールか
PR TIMESは、株式会社PR TIMESが運営する国内シェアNo.1のプレスリリース配信サービスです。プレスリリース(報道発表資料)を作成して配信すると、1万以上の提携メディア、2万7千名以上の記者に情報が届きます。月間サイト閲覧数は6,000万PV以上、上場企業の40%以上が利用する信頼性の高いプラットフォームです。
非営利団体は無料/割引で使えるか
はい、完全無料で利用できます。「PR TIMES非営利団体サポートプロジェクト」に申請・採択されると、通常1配信3万円のプレスリリース配信が無料・回数無制限で利用できます。2024年6月時点で613団体が参加し、社会課題解決に向けた情報発信を支援しています。
提供している会社
株式会社PR TIMES(本社:東京都港区、東証プライム上場:3922)
3. どんな団体におすすめ?
組織の規模
・小規模団体(1~10名):年数回の重要な発表を全国メディアに届けたい団体
・中規模団体(11~50名):定期的な活動報告やイベント告知で認知度を高めたい団体
・大規模団体(51名以上):月1回以上の頻度でメディア露出を増やし、寄付者・支援者を拡大したい団体
具体的な使用場面
・活動報告を広く発信したい:年次報告、調査結果、プロジェクト成果などをメディアに伝える
・イベント告知をメディアに取り上げてもらいたい:講演会、チャリティイベント、展示会の開催情報を配信
・寄付募集キャンペーンを知らせたい:緊急支援、クラウドファンディング、年末寄付の呼びかけ
・調査・提言を社会に届けたい:独自調査の結果、政策提言、社会課題の啓発
・団体の認知度を高めたい:新規事業の開始、受賞・認定、パートナーシップ締結の発表
4. できること(主要機能)
機能1:1万以上のメディアへ一斉配信
プレスリリースを配信すると、全国の新聞社、テレビ局、雑誌、Webメディアなど1万以上の提携メディアと、2万7千名以上の記者に自動で情報が届きます。自分でメディアリストを作成し、FAXやメールを一件ずつ送る手間が不要になります。
機能2:PR TIMESサイトに掲載(月間6,000万PV)
配信したプレスリリースは、月間6,000万PV以上のPR TIMES公式サイトに掲載されます。一般読者、企業の広報担当者、記者など、幅広い層が閲覧するため、直接的な認知度向上につながります。記事はGoogleなどの検索エンジンにもインデックスされ、長期的に情報が残ります。
機能3:SNS自動投稿とシェア拡散
配信したプレスリリースは、PR TIMESの公式SNS(Twitter/X、Facebook)にも自動投稿されます。フォロワー数は合計数十万人規模で、SNS経由での拡散も期待できます。また、読者がSNSでシェアしやすいボタンが標準装備されています。
機能4:詳細な配信レポート
配信後、どのメディアが記事を開いたか、何回閲覧されたか、どのSNSでシェアされたかなどの詳細データをレポートで確認できます。効果測定により、次回のプレスリリース作成に活かせます。
機能5:画像・動画・PDFの添付
プレスリリースには、高画質画像を最大20点、YouTube動画、PDF資料などを添付できます。視覚的に訴求力のある記事を作成でき、メディアの取材意欲を高められます。
5. 非営利団体の特典
無料/割引の詳細
| 項目 | 内容 |
| 配信料金 | 完全無料(通常1配信3万円) |
| 配信回数 | 無制限 |
| 利用期限 | 継続的(年次更新あり) |
| 配信先メディア数 | 1万以上(一般企業と同じ) |
| 全機能利用 | 可能(画像・動画添付、SNS連携、レポート閲覧など) |
| 広報セミナー | 無料参加可能 |
| プロボノ支援 | 一部団体にPR TIMES社員が広報研修を実施(NPO広報研修プロジェクト) |
年間コスト削減効果の例
・月1回配信(年12回)の場合:3万円 × 12回 = 年間36万円の削減
・月2回配信(年24回)の場合:3万円 × 24回 = 年間72万円の削減
通常プランとの違い
非営利団体サポートプロジェクトで提供されるサービスは、一般企業向けと全く同じ機能・配信先を利用できます。違いは料金のみで、機能制限は一切ありません。ただし、申請・審査が必要で、採択されなかった場合は通常料金(1配信3万円)での利用となります。
どんな法人が対象か
以下の2つのプログラムがあり、設立年数により申請先が異なります:
スタンダードプログラム(設立5年以上の団体)
・特定非営利活動法人(NPO法人)
・公益社団法人・公益財団法人
・一般社団法人・一般財団法人(非営利型)
・社会福祉法人
・国内または複数国で活動している団体
・社会課題の解決に取り組む団体
チャレンジプログラム(設立5年未満の団体)
・上記と同じ法人格
・設立5年未満でも申請可能
・ただし、無料利用は1年ごとの更新制(再審査あり)
対象外となる団体:
・政府機関、自治体
・学校法人、大学(別途支援プログラムあり)
・病院・医療法人
・政治団体、宗教団体
・営利型の一般社団法人
・任意団体(法人格がない団体)
6. 始め方
申請のステップ
- PR TIMES非営利団体サポートプロジェクト公式ページにアクセス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000000.000000000.html (※正式URLはPR TIMES公式サイトの「非営利団体サポート」ページから確認してください) - 自団体が対象か確認
スタンダードプログラム(設立5年以上)またはチャレンジプログラム(設立5年未満)のいずれに該当するか確認 - 応募フォームに必要事項を入力
・団体名
・法人格
・設立年月日
・活動内容(社会課題解決への取り組み)
・団体ウェブサイトURL
・代表者情報
・担当者情報 - 必要書類をアップロード
登記簿謄本、定款、事業報告書などをPDF形式でアップロード - 審査を待つ
PR TIMESによる審査が行われます。活動内容の社会貢献性、継続性、透明性などが評価されます - 採択通知を受け取る
審査に通過すると、メールで通知が届きます - PR TIMESに企業登録(無料)
通常の企業登録フォームから団体情報を登録します(登録自体は無料) - プレスリリース配信開始
管理画面からプレスリリースを作成・配信できるようになります
必要な書類
・登記簿謄本または登記事項証明書
・定款
・直近の事業報告書
・活動内容がわかる資料(Webサイト、パンフレット、過去の報告書など)
申請から使えるまでの期間
・申請受付から審査完了まで:約2~4週間
・採択後、企業登録審査:1営業日程度
・合計:約3~5週間
プレスリリースを配信したい時期の1ヶ月前には申請を開始することをおすすめします。
申請ページのURL
PR TIMES公式サイト内の「非営利団体サポートプロジェクト」ページ
または、「NPO PR TIMES 申請」で検索してください。
7. 料金比較
| 項目 | 一般向け(従量課金プラン) | 一般向け(年間契約プラン) | 非営利団体向け(サポートプロジェクト) |
| 1配信あたりの料金 | 3万円(税別) | 月額7万円で月30件まで(年間契約、1件あたり約2,333円) | 完全無料 |
| 配信回数制限 | なし(使った分だけ課金) | 月30件まで(31件目以降は追加4万円/月) | 無制限 |
| 年間12回配信の場合 | 36万円 | 84万円(年間契約の最低料金) | 0円 |
| 年間24回配信の場合 | 72万円 | 84万円 | 0円 |
| 企業登録費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 配信先メディア数 | 1万以上 | 1万以上 | 1万以上(同じ) |
| 全機能利用 | 可能 | 可能 | 可能(同じ) |
| 広報セミナー | 有料または対象外 | 有料または対象外 | 無料参加可能 |
※2025年12月現在の料金(税別表示)
8. 使い方の例
例1:調査結果をプレスリリースで発表し、全国紙に掲載
子育て支援NPOが、独自に実施した「子育て世帯の経済状況調査」の結果をPR TIMESで配信。調査データをグラフ化した画像を添付し、社会課題を数値で示しました。
配信後、全国紙の記者が記事を開き、翌日の朝刊社会面に「子育て世帯の3割が経済的困窮」という見出しで掲載。Webサイトへのアクセスが通常の10倍に増加し、新規寄付者が50名増加しました。外部の広報代理店に依頼すると10万円以上かかるプレスリリース作成・配信を、自団体で無料で実施できました。
例2:イベント告知で全国から参加者を集める
環境保全NGOが、オンラインシンポジウム「気候変動と私たちの未来」の開催をPR TIMESで告知。著名なゲストスピーカーの参加情報を盛り込み、配信3日後にWebメディア5社が記事を掲載。
参加申込が通常の3倍に増加し、全国47都道府県から1,000名が参加しました。イベント後の活動報告もPR TIMESで配信し、継続的な認知度向上を実現しています。
例3:寄付募集キャンペーンを緊急配信
国際協力NGOが、紛争地域での緊急支援活動の資金募集をPR TIMESで配信。現地スタッフが撮影した写真と動画を添付し、支援の緊急性を訴えました。
配信当日にYahoo!ニュースに転載され、クラウドファンディングサイトへのアクセスが急増。目標金額500万円を3日で達成し、最終的に800万円の寄付が集まりました。PR TIMESの拡散力により、従来のメール配信では届かなかった層にもリーチできました。
9. 注意点
使えない場合
・任意団体(法人格がない団体)は対象外
・政府機関、自治体は対象外
・学校法人、大学は別途支援プログラムあり
・病院・医療法人は対象外
・政治団体、宗教団体は対象外
・営利型の一般社団法人は対象外(非営利型のみ可)
・審査基準を満たさない場合、申請が却下される可能性があります
制限事項(チャレンジプログラムの場合)
・設立5年未満の団体は1年ごとの更新制(毎年再審査)
・活動実績が少ない段階では審査が厳しくなる可能性
・スタンダードプログラム(設立5年以上)は継続利用が基本ですが、活動内容が変わった場合は再審査があります
うまく使うコツ
・ニュース性を意識:「日本初」「過去最大規模」「調査結果」「著名人参加」など、メディアが取り上げたくなる要素を盛り込みましょう
・タイトルは簡潔に:30文字以内で内容が伝わるタイトルを心がけましょう
・画像は必須:プレスリリースに画像がないと、メディアの記事化率が大幅に下がります。必ず関連画像を添付しましょう
・数字で示す:「多くの人が参加」ではなく「1,000人が参加」のように、具体的な数字を入れると説得力が増します
・配信タイミング:火曜日・水曜日の午前中が記者の目に留まりやすいとされています
・定期的に配信:月1回以上のペースで配信し続けることで、メディアに覚えてもらえます
・広報セミナーに参加:PR TIMESが開催する非営利団体向けセミナーで、プレスリリースの書き方を学びましょう
10. よくある質問
Q1. 審査に落ちた場合、再申請できますか?
A. はい、再申請可能です。審査基準を満たすよう活動内容を見直し、必要な書類を整えてから再度申請しましょう。ただし、同じ内容で短期間に何度も申請することは避けてください。
Q2. すでに一般企業向けPR TIMESを使っていますが、無料プランに切り替えられますか?
A. はい、可能です。非営利団体サポートプロジェクトに申請・採択されれば、既存の企業アカウントに無料特典が適用されます。PR TIMESサポートデスクに連絡して手続きを進めてください。
Q3. プレスリリースを書いたことがないのですが、サポートはありますか?
A. はい、非営利団体向けの広報セミナーが定期的に開催されており、プレスリリースの書き方を学べます。また、PR TIMESサイト内には作成ガイドやテンプレートも用意されています。初めての団体でも安心して始められます。
Q4. 配信したプレスリリースは必ずメディアに掲載されますか?
A. いいえ、配信=掲載ではありません。PR TIMESは情報をメディアに届けるサービスで、実際に記事化するかはメディア側の判断です。ニュース性の高い内容、タイムリーな話題、視覚的に訴求力のあるプレスリリースほど、記事化される確率が高まります。
Q5. 配信したプレスリリースはどのくらいの期間、Web上に残りますか?
A. PR TIMESサイトに掲載されたプレスリリースは、基本的に削除しない限り永続的に残ります。Google検索にもインデックスされるため、数年後でも団体名や関連キーワードで検索すると表示されます。長期的な情報発信資産になります。
11. 似たツールとの比較
共同通信PRワイヤー
大手通信社・共同通信が運営するプレスリリース配信サービスで、新聞社への到達力に優れています。ただし、非営利団体向けの無料プログラムはなく、1配信あたり3万円~8万円と料金が高めです。地方紙への配信を重視する団体には選択肢になります。
ValuePress!(バリュープレス)
月額料金制のプレスリリース配信サービスで、月額4万円で配信し放題のプランがあります。非営利団体向けの特別割引はありませんが、月5回以上配信する場合はPR TIMESの従量課金より安くなります。ただし、メディア数と知名度ではPR TIMESに劣ります。
@Press(アットプレス)
記事化率(メディア掲載率)を重視したプレスリリース配信サービスで、編集サポートが手厚いのが特徴です。1配信5万円~と高額で、非営利団体向けの割引もありません。予算に余裕がある大規模団体向けです。
PR TIMESを選ぶべき理由
PR TIMESは、非営利団体サポートプロジェクトにより完全無料・回数無制限で利用できる点が圧倒的な強みです。国内シェアNo.1の信頼性、1万以上の配信先メディア、月間6,000万PVのサイト掲載、SNS自動投稿など、他社にはない充実した機能を無料で使えます。
さらに、広報セミナーやプロボノ支援(一部団体)など、非営利団体向けのサポート体制も整っています。「プレスリリースを活用したいが予算がない」という団体にとって、PR TIMESは最も現実的で効果的な選択肢です。
12. まとめ
PR TIMESは、国内シェアNo.1のプレスリリース配信サービスであり、非営利団体向けには「PR TIMES非営利団体サポートプロジェクト」を通じて、通常1配信3万円のサービスを完全無料・回数無制限で提供しています。2024年6月時点で613団体が参加し、全国メディアへの情報発信を強化しています。
1万以上の提携メディア、2万7千名以上の記者、月間6,000万PVのサイト掲載、SNS自動投稿など、限られた広報予算で最大限の効果を発揮できます。年間12回配信すれば36万円、24回なら72万円のコスト削減が可能です。活動報告、イベント告知、調査結果発表、寄付募集など、あらゆる情報発信の場面で活用でき、団体の認知度向上と支援者拡大に貢献します。
次にやるべきこと
まずはPR TIMES公式サイトで「非営利団体サポートプロジェクト」のページを確認し、自団体が対象かどうかをチェックしましょう。設立5年以上ならスタンダードプログラム、5年未満ならチャレンジプログラムに申請します。
登記簿謄本、定款、事業報告書を準備し、応募フォームから申請してください。審査には2~4週間かかるため、プレスリリースを配信したい時期の1ヶ月前には申請を開始しましょう。採択されたら、広報セミナーに参加してプレスリリースの書き方を学び、月1回以上のペースで情報発信を続けることが成功の鍵です。
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