MailerLite – 非営利団体向け完全ガイド

1. MailerLiteとは MailerLiteは、非営利団体がメールマーケティングキャンペーン、自動メール送信、ランディングページ作成をすべて1つのプラットフォームで実現できるメール配信サービスです。 このツールで、寄付募集メール、ボランティア募集通知、ドナー向けニュー…

MailerLite – 非営利団体向け完全ガイド

1. MailerLiteとは

MailerLiteは、非営利団体がメールマーケティングキャンペーン、自動メール送信、ランディングページ作成をすべて1つのプラットフォームで実現できるメール配信サービスです。

このツールで、寄付募集メール、ボランティア募集通知、ドナー向けニュースレターなど、限られた予算で高い効果を持つメール戦略を構築できます。

最大の魅力は、非営利団体向けに30%の割引を提供し、さらに1,000人までのメールリストは完全無料で利用できるという、業界最高水準の経済性を実現していることです。

2. サービス基本情報

MailerLiteとは:
MailerLiteは、世界中の小〜中規模ビジネスと非営利団体向けのメール配信プラットフォームです。

ユーザーはドラッグアンドドロップ式のシンプルなエディタでメール、ランディングページ、ポップアップを作成でき、自動化されたメール送信、詳細な配信分析、購読者の行動ベースのセグメンテーション(グループ分け)が可能です。

スマートフォンからもアクセス可能で、専門的な知識がなくても実装できる直感的なインターフェースが特徴です。

非営利団体向け料金:
MailerLiteは、非営利団体に対してすべての有料プランで30%の割引を提供しています。さらに、1,000人までの購読者であれば、完全無料で利用できるFreeプランが用意されています。つまり、小規模な非営利団体であれば、0円で本格的なメールマーケティングを開始できます。

提供企業:
MailerLite は2011年にリトアニアで設立され、現在は世界180カ国以上で500万人以上のユーザーに利用されています。社会的責任を重視する企業文化を持ち、社員全員が自分の心を寄せる非営利団体に無料プランを提供する「Pay-it-Forward」プログラムを運営しています。

3. どんな団体におすすめ?

対象となる規模:
・小規模団体(スタッフ5名以下):
Freeプランで1,000人までなら完全無料で開始。月12,000通のメール送信が可能
・中規模団体(スタッフ10~50名):
有料プランの30%割引で、月額たった7ドル(約1,000円)から本格的な自動メール機能が利用可能。複数のメールキャンペーンを同時展開できます
・大規模団体(スタッフ50名以上):
複雑なメール自動化、複数チームメンバーの協働、高度な分析機能により、スケーラブルなメール戦略を実装可能

具体的な使用場面:
寄付者への定期的なニュースレター配信と感謝メール
ボランティア募集キャンペーンと応募者へのオンボーディングメール
イベント参加者への事前案内と当日リマインダー
会員向けのニュースレターと限定情報の配信
ドナーライフサイクル管理(初回寄付感謝→定期寄付確認→年度末再寄付呼びかけ)
多言語対応のメールキャンペーン

4. できること(主要機能)

1. ドラッグアンドドロップメールエディタ
プログラミング知識不要で、150以上のプロフェッショナルテンプレートから選択し、テキスト、画像、ボタンをドラッグして自由に配置できます。リアルタイムプレビュー機能により、デスクトップ、タブレット、モバイルでの表示確認が可能です。

2. メール自動化とワークフロー
購読者の行動(メール開封、リンククリック、ランディングページ訪問)に基づいて、自動的に次のメールを送信するシーケンスを設定できます。

例えば「寄付者には感謝メール→1週間後にインパクトレポート送付→1ヶ月後に再寄付促進メール」という一連の流れを自動化できます。

3. 購読者セグメンテーション
購読者を属性(寄付者/ボランティア/過去のドナー)、行動(メール開封者/リンククリック者)、関心分野などで自動的に分類し、各グループに異なる内容のメールを送信できます。これにより、個人的で関連性の高いコミュニケーションが実現します。

4. ランディングページとポップアップ作成
メールだけでなく、購読者を獲得するためのランディングページやWebサイト上のポップアップをコードなしで作成できます。寄付フォーム、ボランティア登録フォーム、イベント申込みフォームなどが簡単に構築できます。

5. 詳細な分析ダッシュボード
各メールキャンペーンの開封率、クリック率、購読解除率をリアルタイムで追跡できます。どのメールタイトルが最も効果的か、どの時間帯に送信するのが最良かなど、データに基づいた最適化が可能です。

5. 非営利団体の特典

無料の詳細:
Freeプラン:
1,000人までの購読者に対して、月12,000通のメールを完全無料で送信可能
有料プランの30%割引:
Growing Businessプランなら月額7ドル(約1,000円)、Advancedプランなら月額14ドル(約2,000円)から利用可能
「Pay-it-Forward」プログラム:
MailerLiteの社員が推薦する非営利団体は、年2年間の無料Advanced プランを受け取る可能性があります

通常プランとの違い:

項目MailerLite FreeプランMailerLite有料プラン(30%割引後)Mailchimp FreeBrevo Free
コスト無料$7~$14/月(割引後)無料無料
購読者数上限1,000人無制限500人無制限
月次メール数12,000通無制限10,000通300通/日
自動化機能基本的なもの高度なワークフロー基本的なもの高度なワークフロー
ランディングページ無制限無制限なしあり(有料)
Webサイト作成ありありなしなし
AI助手機能なしありあり(有料)あり
ユーザー数1名3名(Growingプラン)/無制限(Advancedプラン)1名無制限
サポート体制メールメール/ライブチャットメールメール/チャット

対象法人:
501(c)(3)ステータス(米国の場合)を持つ非営利団体
各国で正式に登録された慈善団体・NGO・NPO
医療機関、学校、大学、政府機関(一部除外あり)

6. 始め方

ステップ1:MailerLiteアカウント作成
https://www.mailerlite.com にアクセスし、「Sign up」をクリック。メールアドレスとパスワードを入力します。

ステップ2:業種を「Nonprofit」に設定
アカウント作成時のオンボーディングプロセス(案内)で、「What’s your industry?」と聞かれたら、「Nonprofit」を選択します。

ステップ3:14日間の無料トライアル開始
無料トライアルが自動的に開始され、すべての有料機能を14日間試用できます。

ステップ4:サポートに連絡して割引申請
14日間のトライアル期間中に、MailerLiteのサポートチーム(support@mailerlite.com または ライブチャット)に連絡します。以下の情報と書類を提出します。

ステップ5:非営利ステータス確認書類の提出
米国:IRS Tax Exemption Certificate(501(c)(3)認定書)
EU:EU Transparency Register または 政府発行の慈善団体登録書
日本:認定NPO法人証明書 または 公式な団体登録証明書

ステップ6:割引が適用される
通常7日以内(最大)に、MailerLiteサポートチームが割引を確認・適用します。その後、通常の有料プランに移行します。

申請ページのURL:
MailerLite 公式サイト:https://www.mailerlite.com
非営利団体向けページ:https://www.mailerlite.com/mailerlite-for-nonprofits
サポート連絡:support@mailerlite.com または ライブチャット(Web上)

必要な書類:
非営利団体ステータスを証明する公式書類(国により異なる)
団体名
メールアドレス
MailerLiteアカウント情報

申請から利用開始までの期間:通常5~7営業日(最大14日以内)

7. 料金比較

項目MailerLite(30%割引後)Mailchimp(15%割引)Moosend(25%割引)Brevo(無料)
Freeプラン1,000購読者まで無料500購読者まで無料1,000購読者まで無料無制限(300メール/日)
基本有料プラン価格$7/月(500購読者)$13/月(500購読者)$9/月(500購読者)$20/月(10,000購読者)
自動化機能ありありありあり
ランディングページ無制限なし3個あり(有料)
Webサイト作成ありなしなしなし
年間割引10%割引(ただし非営利30%と重複不可)なし20%割引(非営利割引と重複可)なし
サポート体制24/7 ライブチャットメール(有料プランのみ)24/7 サポートライブチャット

8. 使い方の例

例1:寄付者向けニュースレター自動化
MailerLiteで寄付者のセグメント(初回寄付者/定期寄付者/高額寄付者)を作成。
初回寄付者には「ようこそ&感謝メール」→1週間後に「プログラムインパクト動画」→1ヶ月後に「続ける理由:成功事例」というシーケンスを自動配信。各セグメントに適切なメッセージを配信することで、寄付者満足度が30~50%向上します。

例2:ボランティア募集キャンペーン
MailerLiteのランディングページ機能でボランティア登録フォームを作成。
フォーム送信後、自動的にボランティア登録確認メール、活動開始前のオンボーディングメール(組織紹介、服装・持ち物ガイド)、当日1時間前のリマインダーが自動配信。これにより、ボランティア当日の無断キャンセルが20~30%削減されます。

例3:月次レポートとメンバー交流促進
月1回のニュースレター(活動レポート、支援者からの声、今月のハイライト)をMailerLiteで作成・配信。
各メールに「この月のストーリーに反応する」ためのアンケートボタンを配置し、読者の意見を収集。次月のニュースレターに「読者からのメッセージ」として紹介することで、コミュニティ感覚が強まります。

9. 注意点

使えない場合:
営利企業
非営利ステータスの書類が提出できない団体
詐欺的、違法な活動を行う団体
医療機関や学校(一部例外あり)

制限事項:
非営利割引と年間割引は重複不可(30%割引か10%割引かのどちらか)
Free プランは1,000購読者までのため、それ以上になると有料プランへの移行が必須
MailerLiteはメールマーケティングに特化しており、SMS送信やSNS管理機能は限定的
購読者数が増えるにつれて月額費用が段階的に上昇します

うまく使うコツ:
・セグメンテーションに投資する
最初から購読者を寄付者/ボランティア/イベント参加者などに分類し、関連性の高いメールを送信することで、開封率が20~40%向上

・A/Bテストを実施
メールタイトルや送信時間を複数バージョン用意し、どれが最も効果的かテストすることで、継続的に改善

・自動化を最大活用
個別対応が難しい非営利団体にとって、自動メールシーケンスは必須。時間と人手の大幅削減が実現

・購読者リストの品質管理
開封しないメールアドレスを定期的に削除し、配信効率を維持

・モバイル最適化を確認
メールの50~70%はスマートフォンで開封されるため、プレビュー機能で常にモバイル表示を確認

10. よくある質問

Q1:Freeプランから有料プランへの移行時に、30%割引は適用されますか?
A:はい。Freeプランで「業種:Nonprofit」を選択して作成したアカウントであれば、有料プランへの移行時に自動的に割引が適用されます。サポートに確認書類を提出すれば、割引が確認・有効化されます。

Q2:1,000人を超える購読者リストを持つ場合、Freeプランから有料プランへアップグレードする際、既存の購読者データは失われますか?
A:いいえ。すべての購読者データは保持されます。ただし、Freeプランでは1,000人を超えるメール送信ができないため、有料プランに移行する必要があります。

Q3:複数の非営利団体として、複数のアカウントを持つことはできますか?
A:はい。ただし各アカウントは独立しており、それぞれが30%割引の対象になります。複数アカウント管理の際は、サポートチームに連絡すると効率的です。

Q4:メール送信のトラブル(スパムフォルダへの振分け)が増えた場合、どうすればよいですか?
A:MailerLiteには「Deliverability」(配信性能)のベストプラクティスガイドがあります。主な対策は:認証設定(SPF、DKIM、DMARC)の確認、購読解除機能の明示、定期的なリスト品質管理、スパムフィルターをテストするツールの利用など。サポートチームに詳細相談も可能です。

Q5:MailerLiteから他のメール配信サービスに乗り換える場合、購読者リストはエクスポートできますか?
A:はい。CSV形式で購読者リストをエクスポート可能です。ただし、作成したメールテンプレートや自動化ワークフローは他のプラットフォーム向けに再構築が必要です。

11. 似たツールとの比較

Mailchimp(15%割引)
料金:15%割引後、月13ドル(500購読者)から
特徴:500,000社以上が利用する業界最大手。初心者向けに優れたテンプレート豊富
非営利向け特典:Freeプラン(500購読者)、15%割引
・MailerLiteを選ぶべき理由
MailerLiteの30%割引はMailchimpの15%割引より経済的。また、ランディングページとWebサイト作成機能がMailerLiteに含まれている一方、Mailchimpでは別途有料です。

Moosend(25%割引+20%年間割引)
料金:25%割引後、月9ドル(500購読者)から、年間契約なら追加20%割引で月7ドル程度
特徴:オートレスポンダーと行動トリガー機能が強力。海外の非営利団体に人気
・MailerLiteを選ぶべき理由
MailerLiteのUIはより直感的で、ランディングページ機能が充実。また、24/7のライブチャットサポートはMailerLiteの方が手厚いです。

Brevo(旧Sendinblue)
料金:Freeプラン(無制限購読者、300メール/日)、有料は月20ドルから
特徴:CRM機能を統合しており、営業・カスタマーサービス機能も備えている
・MailerLiteを選ぶべき理由
非営利向けの割引がなく、Freeプラン以上は有料です。シンプルなメールマーケティングに特化したMailerLiteの方が、非営利団体向けには適しています。

12. まとめ

MailerLiteは、非営利団体が30%の割引と充実した無料プランで、プロフェッショナルなメールマーケティングを実施できる、業界最高水準のツールです。

寄付者ナーチャリング(寄付者育成)、ボランティア募集、ドナーライフサイクル管理といった非営利団体特有のニーズに対応した機能が揃っており、限られた予算で大きなインパクトを生み出せます。

完全無料から始められ、成長に応じて段階的に有料プランへシフト可能な柔軟性も、資金変動が大きい非営利団体にとって理想的です。

次にやるべきこと:
1.https://www.mailerlite.com にアクセスして、「Sign up」をクリック
2.オンボーディングで「Industry: Nonprofit」を選択
3.3~5日以内に購読者リスト(メール)を整理し、まずは10~50通のテストメール送信を実施
4.MailerLiteサポートに非営利ステータスの書類を提出し、30%割引を申請
5.割引承認後、自動化ワークフロー(例:寄付者への感謝メール自動配信)を設計・実装
6.初回キャンペーン実施後、開封率・クリック率などの数値を確認し、次のキャンペーン改善に反映

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