1. Monday.comとは
Monday.comは、プロジェクト管理と業務自動化を実現するクラウドベースのワークオペレーティングシステム(Work OS)です。
このプラットフォームを使うことで、複雑な業務フローを可視化し、チーム全体の協力を効率化できます。
一番の魅力は、非営利団体が最初の10ユーザーを無料で使用でき、追加ユーザーは70%割引で利用できるという極めて手厚い割引です。
2. サービス基本情報
どんなツールか
Monday.comは、タスク管理、プロジェクト管理、チーム協力を支援するプロジェクト管理プラットフォームです。
カスタマイズ可能なボード、タイムライン表示(ガント図)、カレンダー表示など、複数の視点からプロジェクトを管理できます。
2024年3月以降に作成された非営利団体向けアカウントは、Work Management、CRM、Devなどの複数製品に対応しており、それぞれで10ユーザーまで無料で利用できます。
非営利団体は無料で使えるか
非営利団体は、Work Management製品のProティアで10席を無料で利用でき、追加席は70%割引で購入できます。
また、Enterpriseプランにアップグレードした場合は33%割引が適用されます。
これは業界で最も手厚い割引の一つです。
提供している会社
Monday.comは、イスラエル・テルアビブに本社を置くMonday.com Ltd.が提供しています。
2012年に設立され、現在は世界中の企業や非営利団体に利用されている大手プロジェクト管理ツールです。
3. どんな団体におすすめ?
組織の規模
Monday.comは小規模から大規模なNPO団体すべてに対応しています。
特に複数のプロジェクトを同時進行させ、複雑な業務フローを可視化したい団体に最適です。
具体的な使用場面
助成金管理、ボランティア募集・管理、寄付者関係管理(CRM)、イベント企画・運営、プログラム開発・報告など、幅広い領域で利用されています。
例えば、ある難民支援団体は、ウェブフォーム経由で申し込まれた難民申請者の進捗状況をMonday.comで一元管理し、対応漏れをゼロにしました。
別の団体は、複数の助成金パイプラインと寄付者関係を透視的に管理し、資金調達効率を大幅に向上させました。
4. できること(主要機能)
(1)カスタマイズ可能なボード管理
タスクをカード形式で管理し、列を自由にカスタマイズできます。
優先度、ステータス、割当者、期限など、団体固有の情報を追加でき、複雑な業務を整理できます。
(2)複数の表示方法
ボード表示、タイムライン表示(ガント図)、カレンダー表示、チャート表示など、様々な角度からプロジェクトを分析できます。
プロジェクトマネージャーと実務者の両方のニーズに対応します。
(3)ワークフロー自動化
「もし〜なら、〇〇を実行する」といった自動化ルールを設定できます。
Proプランでは月25,000回のオートメーション実行が可能で、手作業を大幅に削減します。
(4)Monday Fundraising(寄付管理特化機能)
非営利団体向けに設計された寄付者管理、助成金パイプライン、寄付金追跡機能を備えています。
寄付者情報を一元管理し、透明性の高い資金管理が実現できます。
(5)CRM機能(顧客関係管理)
寄付者、ボランティア、ステークホルダーなどの連絡先情報を一元管理できます。
営業パイプラインのような機能で、寄付獲得の進捗状況を可視化できます。
5. 非営利団体の特典
割引の詳細
非営利団体プランは、最初の10席は無料で、11席目以降は1席あたり70%割引です。
追加席は5席単位でのみ購入可能です。
Enterpriseプランにアップグレードする場合は33%割引が適用されます。
通常プランとの違い
割引を受ける以外、非営利団体が使用できるプラン内容(機能)は一般向けと同じです。
ただし、2024年3月15日以降に作成されたアカウントは、Work Management、CRM、Dev、Serviceなどの複数製品すべてで、それぞれ10席無料と70%割引の特典を受けられます。
対象となる法人
対象となるのは、501(c)(3)のような認定、あるいは所在する国の同等の慈善・非営利・非政府団体の認定を受けた組織です。
ただし、健康保険組織、政治活動組織、宗教団体、差別を支持する団体などは対象外となります。
6. 始め方
申請のステップ
1.Monday.comの公式サイト(monday.com/nonprofits)にアクセス
2.無料アカウントを作成(14日間のProプラン無料トライアル開始)
3.ログイン後、「Check your eligibility」をクリック
4.団体が所在する国を選択
5.団体名と情報を入力
6.非営利認定を証明する書類をアップロード
7.検証機関Goodstackが団体情報を確認
8.2〜3日で承認され、Nonprofit Proプランに移行
必要な書類
基本的には以下の情報が求められます:
・団体名と非営利認定番号
・団体住所とメールアドレス
・ホームページURL
・非営利認定を証明する法的書類(国によって異なる)
米国の場合は501(c)(3)登録とEINの証明書が必要です。
申請から使えるまでの期間
申請から承認まで通常2〜3日です。
その後、アカウントがNonprofit Proプランに移行され、即座に利用を開始できます。
非常に迅速です。
申請ページのURL
https://monday.com/nonprofits
または、TechSoupの専用ページ:https://www.techsoup.org/monday
7. 料金比較
| 項目 | 無料プラン | Basicプラン | Standardプラン | Proプラン(一般向け) | Nonprofit Pro(非営利) |
| 月額料金(ユーザーあたり) | 無料 | $10 | $12 | $16 | 10席無料+11席目以降$4.80/月 |
| 対応ユーザー数 | 最大3ユーザー | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| ボード数 | 3個 | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 自動化可能回数(月) | なし | 500回 | 5,000回 | 25,000回 | 25,000回 |
| タイムライン表示 | なし | あり | あり | あり | あり |
| ダッシュボード | 基本的なもの | あり | あり | あり(最大10個) | あり(最大10個) |
| 時間追跡機能 | なし | なし | あり | あり | あり |
| カスタムフィールド | 基本的なもの | あり | あり | あり | あり |
| Monday Fundraising | なし | なし | あり | あり | あり |
| サポート | コミュニティ | メール | メール | メール | メール+優先対応 |
年間払いの場合。
月間払いはやや高くなります。
11席目からの追加席は5席単位での購入となります。
8. 使い方の例
例1:助成金管理団体による利用
複数の助成金プログラムに同時応募する教育支援団体がMonday.comを導入しました。
各助成金を個別プロジェクトとして管理し、申請期限、必要書類、進捗状況をボードに記載しました。
自動化ルールで期限が近づくと自動でリマインダーが発行される設定をしたため、申請期限の見落としが完全になくなりました。
Nonprofit Proプランで10ユーザーを無料で利用し、コスト負担はゼロです。
例2:難民支援団体による利用
難民申請者からの支援申し込みをウェブフォーム経由で受け付け、Monday.comで申請者情報と進捗状況を一元管理しました。
CRM機能を活用して、各申請者が必要とする支援内容(飛行機手配、住宅、食糧など)を記録し、ボランティアへの割当を自動化しました。
70%割引の追加ユーザーを活用して、スタッフ30名全員が情報にアクセスでき、対応の一貫性を確保しました。
例3:複合的な事業を行う社会福祉法人による利用
障害者支援、高齢者支援、子ども支援の3つの事業を並行運営する法人が、Monday.comで全事業を統合管理しました。
各事業をボード化し、ボランティアの割当、利用者管理、支援成果の記録をダッシュボードで一元化しました。
Nonprofit Proプランで複数部門のマネージャー10名を無料で利用でき、大幅なコスト削減を実現しました。
9. 注意点
使えない場合
・営利目的の事業を行っている団体
・宗教活動や政治活動に著しく偏った団体
・差別を支持する団体
・ホームページなど基本的な情報公開がない団体
・非営利認定を受けていない新設団体
制限事項
・Nonprofit Programに参加するには、1年間の購読契約に同意する必要があります。
月間プランは提供されていません
・追加ユーザーは5席単位での購入が必須(1〜4席は購入不可)
・Enterpriseプランを希望する場合はカスタム価格となり、営業チームへの相談が必要
・毎年、非営利認定の継続確認が必要(確認を怠るとフル価格に変更される可能性あり)
うまく使うコツ
1.段階的な導入:
まず無料プラン(3ユーザーまで)で試し、必要性を確認してからNonprofit Proプランへ移行
2.テンプレートの活用:
200以上の業界別テンプレートから選択し、初期設定時間を短縮
3.Monday Fundraisingの活用:
寄付者管理と助成金パイプラインを一元化し、資金調達を効率化
4.他ツールとの連携:
Slack、Google Workspace、Zapierなど、既存ツールと連携させることで業務フローに自然に統合
5.定期的な見直し:
月1回、ボード全体を確認し、不要な自動化ルールを削除し、プロセスを最適化
10. よくある質問
Q1:10ユーザー無料の対象は、すべての製品ですか?
A:2024年3月15日以降に作成されたアカウントは、Work Management、CRM、Dev、Serviceなど、すべての製品で10ユーザーが無料で、追加は70%割引です。
それ以前のアカウントはWork Managementのみの対応となっています。
Q2:いったん有料プランで契約した後、nonprofit プランに変更できますか?
A:はい、可能です。
すでに有料プランで契約している場合、nonprofit プランへの切り替えをサポートチームに申請できます。
返金が発生する場合は、Monday.comの返金ポリシーに従って対応されます。
Q3:団体名が入力時にリストに表示されない場合はどうしますか?
A:「I can’t find my nonprofit, I want to add it」をクリックし、団体の法的登録情報を入力します。
その後、Goodstackが団体情報を検証します。
Q4:毎年、認定再確認の手続きが必要ですか?
A:はい、割引を継続して受けるには、毎年非営利認定を再確認する必要があります。
確認を怠ると、翌回更新時にフル価格(割引なし)に変更されます。
Q5:Nonprofit Proプランでも、AI機能は使えますか?
A:ユーザー有料分に対しては500のAIクレジットが提供されます。
ただし、無料ユーザー分はAIクレジットが付与されません。
AIを多用する場合は、追加クレジットの購入が必要です。
11. 似たツールとの比較
Asana
Asanaは同様のプロジェクト管理機能を提供していますが、非営利団体への割引は50%です。Tuesday.comの70%割引と比べると、割引率はMonday.comの方が優れています。
ただし、Asanaはより直感的なインターフェースと、複雑なワークフロー自動化に強いという特徴があります。
Trello
Trelloはシンプルなボード型タスク管理で、非営利団体向けの割引があります。
ただし、複雑なプロジェクト管理や寄付管理機能ではMonday.comが優れています。
小規模団体や単純なタスク追跡にはTrelloが適切ですが、複数プロジェクトの同時管理にはMonday.comが向いています。
Notion
Notionは知識管理とドキュメント作成に強いツールですが、プロジェクト管理では機能が限定的です。
Monday.comはプロジェクト管理に特化しており、自動化機能や複数表示方法の充実度でMonday.comが優位です。
このツール(Monday.com)を選ぶべき理由
1.業界最高水準の割引:10ユーザー無料+70%割引は、競合他社を大きく上回る
2.複数製品対応:Work Management、CRM、Dev、Serviceなど、複数の製品で割引が適用される
3.寄付管理に特化:Monday Fundraisingにより、寄付者管理と助成金追跡が統合可能
4.柔軟性と自動化:カスタマイズ可能なボードと強力な自動化機能で、様々な業務に対応
5.グローバル対応:50カ国以上の非営利団体が利用しており、国際的な実績が豊富
12. まとめ
Monday.comは、プロジェクト管理と業務自動化を実現するプラットフォームとして、非営利団体にとって最高水準の割引と機能を提供します。
10ユーザーまで無料、追加ユーザーは70%割引という手厚い特典により、小規模から大規模な団体まで、予算に応じて段階的に導入できます。
特に助成金管理や寄付者管理が必要な団体にとって、Monday.comは強力な味方になるでしょう。
今すぐMonday.com for Nonprofitsページ(https://monday.com/nonprofits )にアクセスし、無料アカウントを作成して14日間のトライアルを始めてください。
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